こんにちは、先月孫が生まれたたまべいです。
お陰様で先月に長女が出産し、孫と共に我が家へ出産後の里帰りをしていたので、ここ1~2か月程バタバタしておりました(#^.^#)
話は変わりまして、私は昨年から子供のいない叔母の成年後見人をしており、先月にその報酬を受け取れたので、今回はその件について書いていきます。
後見人に就任して先々月で1年になりましたので、後見の活動や収支の報告を裁判所に提出しました。
その際に報告書類と一緒に通常の後見報酬の他に特別な事を行ったとして付加報酬を求めることが出来ます。
そしてこの後見報酬の付与申立が認められ、受け取れることになりました。
これは職業後見人(弁護士や司法書士等々)だけではなく、私のような親族後見人でも請求可能です。
被後見人本人の財産や後見活動内容により金額が変わりますが、調べたところによると、通常の後見活動ですと、報酬は大体月に20,000円前後のようです。これは本人が施設入所中であまり手間がかからなかった?場合かと思われます。
専門職後見人の通常の活動は本人の財産管理や施設入所のサイン位で、基本的には本人の介護や病院の付き添い等は行いません。
職業後見人の特別な活動というと、本人の不動産の売却や高額な資産の管理等でしょうか。
私は職業後見人がするようなことやその他にも色々活動したので「付加報酬」も併せて請求しました。
どういう活動したかと言うと、被後見人の自宅マンションの売却や施設入所の手配等々。
要は被後見人の財産を減らさないようにとか、本人が快適に過ごせるように配慮したとかです。
さて、素人の私がどのように裁判所に申請すればいいのか、書類の書き方がよく分からなかったので、ネットで調べましたが、ちょうど良い書式がみつかりませんでした。
裁判所のHPや後見人就任時に頂く分厚い冊子にも具体的には載っておらず、仕方ないのでA4に箇条書きで書き出して提出しました。
色々と書きたかったのですが、あまり長くなるのもどうかと思い、主な活動6件だけを記載することに。
結果的にはこれでも良かった様で、ちゃんと付加報酬が認められ、36万円程受け取れる許可が下りました。
正直、叔母の貯金額からして(あまり預貯金がないので)、月2万ほど頂ければなと思ってたので、認めて貰えたようで少し嬉しかったです。
余談ですが、以前に市の主催の市民後見人の座談会に参加した際に聞いた話ですが、とある市民後見人の方が被後見人の施設入所に当たり、所有物全部に名前を記入したとして写真を撮り、それを「付加報酬」の請求の際に添付して、認められたこともあったそうです。(具体的な付加金額は分かりませんでしたが)
今後も認知症の高齢者が増えていき、後見制度を利用する方も増えるのでしょう。
もしかしたら親御さんが認知症になってしまうことも十分に考えられます。
親族後見人になられる方の参考になれば嬉しいです。



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