こんにちは、たまべいです。
先月末、埼玉県吉川市の団地の空部屋に無断で家財道具を持ち込み生活していたとして、不動産侵奪の疑いでベトナム国籍の男性を逮捕したとの報道がありました。
吉川市にはベトナム人コミュニティーがあり、そこで暮らしたかったと容疑を認めているとのこと。
容疑者は以前に不動産会社を通してその部屋を内見したが契約はせずに、鍵を交換してその部屋に住み着いたそう。
後日、別の内見者が来た際に、管理会社が保管している鍵で解錠できずに不法占拠が発覚したとのことです。
今回の事件は不動産管理会社が仲介していたので早めに気づけて良かったですが、もし気づかれずに10年~20年不法占拠されていたら、所有権を主張されてしまうかもしれません。
ご近所さんも、新しい住人が来ても、特に迷惑行為が無ければ疑うことはしないでしょうから。
手土産持って来られて堂々と「初めまして。引っ越してきた○○と申します。今後ともよろしくお願いいたします。」なんて挨拶されたら、信用してしまいますよね。
もしかしたら、昨今増えている放置された空き家にも、不法占拠があるかもしれませんね。
地方の別荘とか。
日本全国に限らず、都内でも所有者不明の空き家は沢山ありますからね。
以前にも、空き家が特殊詐欺に使われていたケースがありました。
一時的ですが、詐欺案件の宅配の受け取り先の住所として使われていたとのこと。
不動産管理会社に管理を依頼するか所有者が定期的にチェックしていないと、こんな事件に巻き込まれてしまうリスクもありますね。
日本全国で空き家が問題になっていますが、登記費用が高いとか固定資産税の問題もあり中々解決に進みませんね。
大体、資産価値の高い土地建物なら、遺族や親族がしっかり?相続するのですが、放置されているのは正直微妙な不動産(負動産?)が多いのでしょうから。
放置空き家を減らしていくためにも、厳しめの罰則が必要かと思います。
それと同時に登記費用を下げるとか、税制面でもメリットがあるといいのですが。


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