こんにちは、たまべいです。
先日、NHKの朝のニュースでコロナ禍で多くのバス会社の収益が悪化していると報道がありました。
このコロナ不況においては、バス会社に限らず多くの業界で収益悪化に苦しんでいますよね。
各バス会社は試行錯誤して、収益を保とうと企業努力しておられるようです。
例えば5社で共同運航したり、バスを小型化し、バス停間を短くして住人に足代わりとして使い勝手を良くして、数多く利用してもらうようにしたりと。
そんな中、紹介されていた「宮城交通」という会社は交通を核として総合産業に変えていく取り組みをしているとのことです。
路線バスや高速バスの運行だけでは、収益の悪化は避けられないようで、今後を見据えて不動産事業にも参入して、経営を安定化させる狙いです。
元々バス会社は車両を保管する土地を持っているので、そこに店舗や集合住宅を作り賃料収入を得るようにするそうです。
社内ミーティングで建設中の住宅が多い人口の増えている郊外のエリアを選定していました。
さらにそのエリアから最寄り駅までの路線バスを運行すれば、本業だったバス事業も潤い一石二鳥ですね。
かつては鉄道会社が路線に沿わせて宅地開発をしていましたが、その縮小版という感じでしょうか。
その会社の社長さんは「路線バス」を守ると強くおっしゃっていましたし、人口減の中、経営の効率化は必然だと思います。
そこで私が感じたのは「やはり不動産、特に住居系は強いな」ということ。
このコロナ禍でも不動産賃貸業に於いてはテナントやオフィス系は苦戦しているようですが、学生向け以外の住居系は安定していますね。
入居付けして軌道に乗せるまでは大変ですが、一度入居が決まると安定して賃料が入るので、事業計画を立てやすいですしね。
安定した収入があるのは、会社でも個人でも助かります。
「資産は分散せよ」とか「卵は一つのかごに盛るな」などと言われますが、やはりいつの時代でも不動産、特に立地の良い不動産は強いですね。


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