人の振り見て我が振り見直す~八王子アパート階段崩落を見て

トラブル

こんにちは、たまべいです。

先月、八王子市にある築8年の木造アパートの階段が崩落し、50代の女性がその階段踊り場から転落して病院に運ばれましたが、のちに死亡したという衝撃的な事故がありました。

突然の事故に巻き込まれ、このような形で亡くなられた住民女性の方のご冥福をお祈り致します。

 

報道によると、設計図通りに施工されておらず(鉄を使うところを木で施工)、鉄製階段と踊り場を接続する木製部品が腐食していて、今回の崩落につながったとのこと。

また別の報道では、以前から管理会社や住人達は階段の一部に不安に感じていたとのコメントがありました。

現在は警視庁が業務上過失致死容疑で相模原市にある建築会社へ家宅捜索に入り詳細を調べているそうです。

 

オーナーの立場で考えますと、建物は築8年ですので、まだまだ築浅に入るかと思いますし、外観は全然古さを感じさせないおしゃれな造りですので、このような事故が起こるとは夢にも思わなかったのではないでしょうか。

築40年や50年といった建物なら分からないでもないですが、築8年って…。

オーナーは入居者全員をホテルに避難させたり、敷金全額返還、引っ越し費用も持つといった対応をしているそうですが、心理的、金銭的にも負担が大きいと推察致します。

まだローンは残っているかもしれませんし、全国に知れ渡った事故物件となってしまったからには、このままでは新規入居者は見つからないでしょう。

新築住宅では、建築会社が引き渡し後10年間、瑕疵担保責任を負うことを義務付ける「10年保証」制度があり、瑕疵が見つかった場合は責任を建築会社に求めることが出来ます。

法律的にはオーナーは建築会社に損害賠償を請求出来ると思いますが、倒産してしまった場合はどうなるのか…

また、オーナーや管理会社にも日ごろの管理責任が問われるかもしれません。

平素、清掃や見回りの際にチェックしていれば違和感や異変に気付けたかもしれませんし。

実際に管理会社や入居者も不安を感じていたとのコメントもありましたから。

 

オーナーには入居者の安全な生活を守る義務があります。

構造的な部分を外部から建築素人のオーナーが見抜くのは無理だとしても、日ごろから管理会社や自身で物件の見回りをしていれば、もしかしたら気づけたかもしれない。いや厳しいか。

ではどうすればいいのか。

私は通常の火災・地震保険に「建物管理賠償責任補償特約」という保険の特約を付けて備えています(使わないにこしたことはないですが)。

今回のような事故を含め、建物の管理不備に起因する事故で他人を怪我をさせたり、他人の物を壊した際の賠償費用の補償となります。

アパートを購入した日に通常の保険をかけ始めたのですが、この特約の存在の大きさを知り、1年後に追加で特約に加入しました。

追加掛け金は建物規模にもよりますが、私の場合は7000円程の追加で、安心料としては全然安いと思います。

 

今回の事故は多くの方、特に不動産オーナーにとってはかなり衝撃を受けたと思います。

私も築古アパートを所有しているので常に修繕に悩まされていますが、築浅アパートでこういう事故があると、新築物件に投資したオーナーさんも他人事でいられないでしょう。

私もあまり欲をかかずに初心に返り、入所者の生活を安全に守ることを肝に銘じてやって行こうと改めて思いました。

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