こんにちは、先月より義理の姉や姪っ子達と実家の片付けをしているたまべいです。
お恥ずかしながら、私の母はとにかく物を捨てられずに貯め込んでいたので、実家は大量の物で埋もれています。
全部まとめて回収業者にお願いしたい所ですが、貴重品やら写真、書類等々もあるので、コツコツと身内で気長に片付けて行こうという事になりました。
私のプロフィール欄に書いたのですが、私のひいおばあちゃんは自宅の敷地内に学生向けの風呂なし共用キッチン・トイレのボロアパートを営んでいました。
近隣に国立大学があり、当時はそんなスペックのお部屋でも入居者さんがいました。
そのひいおばあちゃんが施設に入ることになり、一時期私の両親が代わりに大家をやっていたのですが、そのアパートは建物が古くなってきたので、新規募集はせずに全学生が退去したところで取り壊しました。
実家を片付けているとメモ紙が数枚見つかり、それは両親が大家業を引き継いでいた時の物でした。
入居者さん宛に書いた手紙の下書きのようです。

放置自転車に苦慮していたようです
その頃は大家さんと入居者さんが顔を合わせるのが当たり前で、直接お家賃を受け取ったり、設備の修繕等も大家が手配していました。
田舎から送られてきた果物をお裾分けして頂いたり、電話が無い入居者に取り次いだり、共用部を掃除してお駄賃を貰った記憶が蘇ってきました。
現在のように借り手市場ではなかったので、お互いクレーム等もあまりなく、のんびりとしたいい時代だったように感じます。
実家のご近所さんも本業は紳士服屋ですが自宅裏に小さなアパートを営んでいたし、私の小学校の友人のお父さんは自宅で設計事務所をしていましたが、賃貸併用住宅でアパートを営んでいました。
今ではそれぞれ老築化で取り壊してしまいましたが。
昨今ではサラリーマンの副業として不動産投資が勧められがちですが、私は昔ながらに自営業とも賃貸業が相性が良いように感じております。
あまり規模を大きくせずに自分の手の負える範囲内でしたら、気負わずに賃貸業が出来るのではないでしょうか。


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