こんにちは、先日映画「鬼滅の刃」をシニア割で観たたまべいです。
数日前からネットニュースで家賃保証会社のcasa(カーサ)の宮地社長の部下へのパワハラが問題になっています。(ちなみにこの情報を知らせてくれたのは大学生の息子で、就活のスレで話題になっていたそうで、不動産業界は怖いと怯えていました)
casaは一部上場企業ですが、このパワハラ報道のせいか、昨日、おとといと株価が急落していますね。
以前に大家向けの賃貸住宅フェアにて、casaのブースでパンフレットを頂いた事があるのですが、その時は良い印象を抱いたので今回の騒動には驚きました。
casaは家賃債務保証事業を主事業として成長してきました。
民間の賃貸住宅だけでなく、公団の家賃保証事業も行っています。
現在は連帯保証人を立てる人が少なくなっていますし、管理会社も大家も当てにならない保証人よりは保証会社に依頼することが増えています。
管理会社も大家も保証会社に助けられた人は多いと思います。
保証会社は必須とする管理会社も増加しています。
家主の方が強い物件では、連帯保証人+保証会社と両方付けてくれと言えますが、家賃が中~低価格帯の物件(強気の設定が出来ない物件?)では保証会社の審査が通ればOKとする所が多いのではないでしょうか。
私の所有物件ではCASAではなく他の保証会社に依頼していますが、2回ほど実際に家賃保証のお世話になったことがあります。
入居者が滞納していたので、督促をして強制執行→原状回復が1回、督促→回収→退去が1回。
原状回復までお家賃が振り込まれるのでとても助かりました。
大体3ヶ月滞納があると、提携している弁護士事務所名義で強制執行の手続きが始まります。
1回目の滞納者は結構悪質?で強制執行まで行ったのですが、2回目の入居者は失業して金銭的に苦しく、遅れながらもお家賃の振込がありました。
結局その方は自主的に退去されたのですが、入居中のお家賃は確実に頂けたので有難かったです。
保証会社の方も手慣れたもので、サクッと手続きをしてくれます。
ただ入居者によっては確信犯的な方、逆切れする方、開き直る方、泣きつく方等色々な方がいますので、対応する方も根性や強さが必要だと思います。
最近は日本人のモラルが低下してきていると言われますが、実際に賃貸業をしていると、そう思うところもあります。
性善説を信じたい所ではありますが。
なので、ちょっとやんちゃでタフな方の方がこういった仕事には向いているのではないでしょうか。
宮路社長のパワハラ問題については、発売予定の週刊文春に詳しく載るようですが、youtubeで観た音声と字幕を聞く限りはドスが聞いていて確かに怖いですね。
youtubeはこちら
ですが、この報道に関しては、社長をかばう訳ではないのですが、一方の意見だけでない精査が必要かなと思います。
セリフ回しはVシネマや漫画カイジとかで出てくるような内容なのですが、面と向かって聞いた場合とは受ける印象が違うかもしれませんし、関東人からすると関西弁は怖く感じたりしますので。
昨今は企業で、特に上場企業ではコンプライアンスが強く求められる風潮がりますが、業種によりけりというか、画一的に良い子良い人を押し付けるような形にならないよう願います。


コメント