空き家再生で社会貢献!

不動産
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こんにちは、主婦大家のたまべいです。

東京都下の我が家の近所でも、人が住んでいる気配のない空き家をちらほら見かけるようになりました。

一応、まだ表札はありますし、売りには出ていないようですが、全国で問題になっている空き家が身近になところまで来ていると感じています。

その空き家は、今のところ荒れたり、廃墟の様にはなっていないのでいいのですが、私は「もったいないなあ」と思いながら見ています。

日本で住宅が多く建てられたのは1970年代~80年代にかけてで、それらの住宅が現在、築40年~50年となり、住人も高齢化しています。

そして住人がお亡くなりになったり、子供達世帯に身を寄せたり、老人ホームに入所したり、また、子供達世帯も新しく居を構えて、実家には戻らなかったのだと思われます。

今後も住人の高齢化が進み、全国的に家主のいない家が増えていくのでしょう。

こういった空き家を再生して賃貸物件として貸し出せば、地域の活性や社会貢献につながり、自分も家賃収入を得れるので、検討してみる価値はあると思います。

しかし空き家を再生するのには、メリットが大きいですが、こんなはずではなかったと後悔しない為にもデメリットも認識しておかなくてはなりません。

私も戸建を再生して賃貸しておりますが、その際の経験を踏まえてお伝えさせて頂きますね。

空き家再生のメリット

客付に有利

ファミリー層やペットがいる世帯だと、区分より戸建を好む傾向があり、賃貸戸建は圧倒的に不足している。

高利回りを狙える

立地や物件の状態にもよりますが、ほぼ土地値といった価格で安く入手できる可能性があります。

長期の入居が見込める

ファミリー層の入居だと区分よりも定着するようです。

地域の活性化・空き家問題の解決

割れ窓の法則のように、空き家が放置されていると、犯罪や不法投棄といった街の景観が損なわれる可能性がありますが、きちんと手入れをして入居を促せば、地域の活性化にもつながります。

住宅弱者の問題

高齢者世帯やハンディーキャップのある方、シングルマザーの方々は民間の賃貸住宅を借りづらく、そういった方々向けにも再生された空き家はニーズがあります。

実際に我が家の貸家は募集中にグループホームからも問い合わせがありました。

空き家再生のデメリット

修繕・リフォームが高額なりがち

古家なので気になる所が多く、全部修繕したくなりますが、最低限のリフォームで貸し出せるレベルまで仕上げることがポイントとなります。

空き家再生の不動産投資をやるべきか

こういった空き家を購入し、再生して賃貸に出す不動産投資は今までもありましたし、私も経験があるのですが、トータルの収支を考えてトライするべきだと思います。

たまに物件売買のポータルサイトでも見かけるのですが、不動産投資家さんが購入して持て余してしまったような物件もありますね。

今まではかなりのボロちゃん物件も何とかなるのでは、と思ってましたが、スクラップ&ビルドで建て直すのもありなのではと考えるようになりました。

私が出した結論は、表層的なリフォームで貸し出せるようなら「あり」。目安としては平成築で水回りが交換されていればなお良し。

水回りを含む大掛かりなリフォームが必要なら「見送り」かなと。なぜなら私のスキル(気力、体力、財力)では手に負えないから。

しかし、リフォーム後、入居付けまで終えると後は途端に楽になります。

そこまでいくのが大変ですが、やってみる価値はあると思います。

自分の中でアルバイトやパートが一人増えたような感覚で地味に貯金が増えますから。

大家はプロパンガス屋さん見方につけよう
プロパンガス会社が大家さんの強い味方なのはご存じだと思いますが、やみくもに支給をお願いすると入居者様のガス料金に跳ね返ってきます。その辺りをうまくバランスをとりながら選びたいですね。

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