不動産 重要事項説明書の交付もデジタル化へ

不動産
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こんにちは!主婦大家のたまべいです。

菅内閣になってから、デジタル化の推進が一段と強まっていますね。

以前から取り組みはありましたが、声かけだけで終わっていましたよね。

今朝の日経新聞によると、政府はデジタル化で代替出来るものから撤廃する検討に入り、4段階の行程表を作ったそうです。

デジタル先進国に比べればまだまだ遅れているのでしょうが、無駄を省いて利便性が高まれるのであれば大歓迎です。

でもちょっと気がかりな事もあります。

それは、不動産売買時の「重要事項説明書の書面交付」について。

こちらは第2段階の「書面・対面の撤廃」に入っています。

宅建業法には重要事項説明書は書面・対面の原則がありますが、説明書の電子文書での交付を容認すればオンライン取引ができるとしています。

通常なら、宅地建物取引士が免許証を相手に提示して、上から順に説明して行くのですが、オンライン説明に慣れていないと大切な事を聞き逃さないかなと心配になります。

最近は賃貸の方では、オンライン重説を取り入れている仲介会社の増えてきていますが、売買をオンラインで完結するという話はまだあまり聞かないですね(取り入れている会社は増えてきたようですが)。

では、いざオンラインで売買契約を締結となると、どうすればいいでしょうか?

事前に内見を一緒にしたり、前もって重要事項説明書を添付してもらい、それを読み込んで面談に臨めばいいかと思います。

不動産は1軒1軒違いますし、確認することは沢山あります。

不動産業者はいい人ばかりではありませんので、本当に注意が必要です!

 

今は時代の変革期なのだと感じます。

昨今の災害に加え、コロナ禍もあり否応にも、生活面、仕事面を含め様々な面で変わって行かなくてはなりません(もう、変わりつつありますね)。

さらに多くの業界で人手不足で、簡略化、省力化が求められていくでしょう。

今まで対面で行っていた、不動産業における「重要事項説明」のオンライン化も必然の流れですが、さらっと聞き逃さないように、目や耳を皿のようにして対応して行きましょう。

重説の大切さ・上水道未設置 本当にあった話
重要事項説明書で確認したはずのライフラインである上水道のトラブルの話です。

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