こんにちは!主婦大家のたまべいです。
今年に決定された「70歳定年法」や「高齢者雇用安定法」ってご存知でしたか?
2020年1月に厚生労働省が高齢者の希望があれば、雇用や制度を整えることを企業の努力義務にするとした法案のことです。
また、2020年2月には「高齢者雇用安定法」が閣議決定し、両方とも早ければ2021年4月から施行されることになる見込みです。
そして2025年には65歳まで雇用確保が義務化され、将来的には70歳定年が企業の努力義務になるようです。
詳しくは厚生労働省HP。

これまで年金支給開始年齢が徐々に引き上げられて、それに合わせて定年も60→65歳へと引き上げられてきました。
今までは多くの企業で定年は60歳でしたが、それが65歳定年になり、それがもしかして70歳になるの!?
少子高齢化で増え続ける社会保障費の確保の為、定年延長や再就職を促して、社会保障を負担する労働人口を増やし、年金の支給を遅らせていくのでしょう。
この一連の流れは仕方がないのだと思いますが、少し疑問や不安があります。
元気で体調に不安がない高齢者はそれまで通り仕事をしたり、スキルを活かして働くことは大いに結構だと思います。
実際に自営業には定年はないですし、元気に働いておられる方も大勢いますね。
企業によってはイメージアップの為か、元気に働く高齢社員を宣伝しているところもあります。
しかし年を取ってくると、気力や体力が衰えたり、判断力が鈍ったり、持病が悪化したりとで、職種にもよりますが、場合によっては自分だけでなく他の人(社員含む)にもケガや下手をすると命に係わる重大な事故に繋がるかもしれません。
よく高齢のガードマンさんがいらっしゃいますが、たまに「この人大丈夫かな?」と不安になる時があります。(どっちに旗を振ってるのかよく分からなかったり、炎天下で大丈夫だろうか?とか)
人それぞれで、生きがいとか楽しみであればいいのですが、生活の為に働き続けなくてはならないとなると、精神的にも肉体的にも厳しいのではないかと思います。
時代が変わってきているとはいえ、これまで通り60歳の定年後にリタイアしてのんびり暮らすことは庶民には厳しいのでしょうか…。
私はと言うと、とても70歳近くまで体力的にも精神的にも働き続ける自信がありません(今ですら更年期で参ってます)。
贅沢したい訳じゃないのですが、早くリタイアしたいなって気持ちの方が強いです。
ですが、のんびり暮らすお金も自己責任で用意しなくてはなりません。
国が社会保障を企業や個人に転嫁しつつある中で、自分で年金を作っていくイメージですね。
もちろん、資産運用のリスクも自己責任です。
私の場合、年金支給開始が65歳からなので、あと10年少しで老後の資金が貯まるのか心配です。
日々の節約といっても、月々のお給料から貯蓄できる額はそう多くはありません。
何とかしなくてはと焦りますが、寿命より資産が尽きる「長生きリスク」に陥らない為にも、収益不動産や株式投資で増やして行こうと強く思いました。

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