こんにちは、主婦大家のたまべいです。
毎年10月に「宅地建物取引士」の試験があり、学生から社会人、主婦等々色々な方が受験されますね。
この資格を持っていると就職や転職に有利だったり、仕事の幅が広がったり、または自身の不動産取引の際に失敗を減らせる等々と役立つ面が多いと思います。
私はもう四半世紀以上前になりますが、平成6年に「宅地建物取引主任者」試験に一発合格しました。
それから「宅地建物取引主任者」→「宅地建物取引士」に名称や問題形式が若干変わりましたが、問題の内容や難易度はあまり変わっていません。
私が合格したのは長女が1歳の時で専業主婦でしたが、慣れない育児でバタバタしていました。
プロフィール欄にも書きましたが、私には元不動産屋の伯父がいたり、大家業をしていた親戚がいましたが、当時の私自身は全くの素人で、不動産知識もほぼ0でした。
そんな中でも、どんな勉強法を選んで、どうやって勉強時間を捻出して合格したのかをお伝えします。
試験合格への勉強
テキスト選び
通信教育
私は「TAC」という通信教育の6ヶ月位のコースで勉強しました。
当時はテキスト(テキスト+過去問題集)と模擬テストだけでしたが、合格率が高かったり、質問サポートが充実していたので選びました。
今はどこの通信教育もDVD解説とかWEBで質問とか進化していますね。
色々な通信教育の学校がありますので、予算や合格率、アフターフォローで自分に合いそうなのを選ぶと良いかと思います。
私が通信教育を選んだのは、自分では一から作るのが難しい合格までのスケジュール管理や勉強時間の配分、出題されそうな過去問等のカリキュラムが効率的に組まれているからです。
あと、お金が掛っていると無駄に出来ず、必ず合格するぞと勉強に気合が入りました。
通学
独学や通信教育に比べて費用が掛かりますが、外からの強制力が必要な方には向いていると思います。
独学
本屋で色々なテキストを見かけますが、最近は図解入りで分かり易いテキストが沢山ありますね。
私の知り合いにも市販のテキスト&問題集で合格した方がいます。
また最近ではyoutubeでも宅建塾のように、解説をしてくれているチャンネルや、無料で勉強できるアプリもありますね。
私が試験を受けた時よりも格段にテキスト等の道具や情報が増えていますので、自分の意思次第ですが、独学での合格も可能性は大いにあると思います。
勉強法
勉強法というとおこがましいのですが、私は過去問で間違ったところだけチェックして、出来るまで繰り返すというシンプルなやり方で合格しました。
まず、①一通りざーっと問題集に目を通し→②テキストをマーカーペンを引きながら読み→③問題集を繰り返す。
問題集を全部繰り返すと時間が足りないので、間違ったところだけ繰り返し、苦手を潰して行きました。
難しい言葉や単語は落書き帳に殴り書きして、覚えて行きました。
ノートへのまとめとかは時間がないので行わず、重要な所はマーカーペンを引いたのみでブツブツ言いながら覚えました。
勉強時間
受験生のそれまでの不動産の知識や経験にもより、諸説ありますが、大体200時間~500時間必要と言われています。
1日あたり2時間程、勉強時間を取れるとして、300時間必要なら150日→約5か月、500時間必要なら250日→約9か月掛りますので、出来れば余裕を持って、受験の一年位前から取り組み始めることをお勧めします。
子育て中の主婦に限らずですが、現代人は常に忙しいので、勉強時間は自分から捻出するしかありません。
朝は子供より早起きして、テキストに目を通すとか、子供のお昼寝中や就寝後に問題集にあたるとか。
家事の時短を取り入れるのも一考です。
金銭的に余裕があれば、時短になる家電(食洗機や洗濯乾燥機、自動掃除機等々)を導入するのもいいでしょう。
食事もまとめて作り置きするとか、一部お惣菜などを取り入れて調理時間の短縮を図ったりと、勉強時間を捻出しましょう。
それで出来た隙間時間を有効に使いましょう。
あまり偉そうに書くのも恐縮なのですが、こんな新米主婦(当時)でも試験に合格出来ましたので、同じような立場の方々へのヒントになればと思いシェアさせて頂きました。
お役に立てれば嬉しいです。

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