こんにちは、主婦大家のたまべいです。
現地調査は確認する事が沢山ありますが、後悔しないためにも、人任せにせず必ず行って下さい。
物件の現地調査
町の雰囲気・活気
・駅やバス停からの距離は正しいか?(80m/1分)で計算されてますが、実際はもう少しかかることが多いです。
・坂などきつくないか?
・道路の整備状況はどうか?
・商業施設、嫌悪施設(墓、火葬場、歓楽街、ラブホテル等)はないか?
・入居者をイメージできるか?(特定の企業や学校に偏らないか)
・商店街は活気があるか?近くに商業施設やコンビニがあるとなお良い。
・大手フランチャイズチェーンのお店が沢山あると心強いですね。エリアの人口構成や可処分所得などを精査して出店しているそうなので、しばらくは安泰かも?
現地近くの不動産屋さんで
出来れば、「この近くでアパートの購入を考えている者ですが…」と近隣相場や賃貸需要をヒアリングする。
この場合も電話でのヒヤリング同様に、こちらから勝手に伺うので、あくまでも謙虚に聞きます。
「再来年に〇〇工場が撤退するんだよ。」
「この辺りのファミリー向け物件は1軒につき駐車場2台以上ないと厳しいよ!」
「〇〇町は全く需要がないよ!」
とか教えてくれると思います(経験済み)。
物件にて
事前頂いた物件情報と相違がないかを調べます。
・ポストやガスメーターをチェックし、レントロール通りに入居があるのか?
・エレベーターの有無? ※経費がかなり掛かります。
・消防設備点検関係 消火器、避難はしご、ハッチを確認。
エレベーターも併せて、点検費用がどのくらい掛るか確認する。
・ゴミ捨て場 定期的に掃除されているか、不法投棄やマナーの悪い入居者はいないか?
・補修、修繕箇所はないか? 屋根や塗装のはがれ、ヒビ、さび、雨漏りはないか?
工事証明書や修繕履歴があれば見せてもらう。
・修繕やリフォーム費用の算出 慣れた仲介業者さんならざっとで答えてくれる。
・外回り、自転車置き場、空室に残置物はないか?あれば購入時までに撤去してもらいましょう。
・ガスの種類 プロパンガスなら交渉次第で設備支給される事が多いが、売主との契約もあるので要注意。都市ガスの方が、入居者には喜ばれる。
・その他経費が掛りそうなもの 植木、植栽、アンテナ、配電盤、広い駐車場、町内会費などを確認する。
不動産・土地
・境界線の確認 隣地との境界があいまいだとトラブルになったり、売却時に問題になります。
・道路付 4m幅の道路に2m以上接しているか?
・土地の形状 物件情報と違わないか?
・敷地の周りもチェック。
隣が崖だったりすると、土地の評価額が変わってくる場合もあり。
(実際に行ったら、裏が陥没気味の水路だったことがありました。これはグーグルマップではわからないことです)
・数軒隣の家もチェック。
ゴミ屋敷や癖のある住人がいないか等。
(実際に裏がゴミ屋敷だったケースがありました)
・擁壁の有無
崩れた場合、修繕にかなりの費用が掛かります。また、古い耐震基準の擁壁も多く残っているので注意が必要です。
せっかく期待を持って現地を見に行っても、徒労に終わることも多々あり、心が折れそうになりますが、後悔しないためにも現地調査はして下さい。
以上、参考になれば嬉しいです☆

コメント